今日は歯科医師の立場から考える食育のお話です。

 こんにちはv(^^)v今日も元気なおばちゃんです!!
昨日は歯科の立場から食育と言う事を考える講習会に行ってきました。

 色々な先生方の取り組みをお聞きして、とても勉強になりました。
今まで良しとされていたが、覆されたり・・・まだまだ・・・この抗加齢医学は進歩していくんですね。
カロリー制限は、『する事』が長寿遺伝子をオンにすると言われていましたが、最近ではカロリー制限『した事』で長寿遺伝子がオンになるというのは疑わしいという論説も出ました。

 スウェーデンの論文で20年間(長いです)断糖したグループとしないグループで、その有意差はなかったと発表されました。
また、欧米とアジア圏で白米によるインシュリン上昇の度合は、やはりアジア圏はインシュリンが上昇しやすく糖尿病リスクが高いという結果がでました。
このような結果から、すぐにカロリーオフは必要ないとか、断糖は必要ないとか、白米は食べない方が良いとか考えるのは短絡的だと思います。
カロリーオフもどのような状態で行ったか、人間にあてはめられるのか(動物実験ですから)?など色々検証すべきだと講演され、私もその通りだと思います。

 前にも書きましたが、白米も食べる順番でかなり変わります。
また、その量もどんぶりではなく、少しだけ頂くようにするとずい分と変わります・・・
食べ過ぎでも胃は疲弊しますから、やはり少し余裕があるくらいの量が身体にも優しいというかご自分でも楽だと思います。
皆さま、食べ過ぎた後は胃が重く辛い思いした事があると思います。(私も懺悔しますが・・・あります)

 断糖も大切です。
でも炭水化物を目の敵にする前に、自然と食べている糖分を控えて(たとえばお菓子や白糖を使った煮物など)生活する事も大切だと思います。
疲れた時に甘いものはナンセンスと言う事はわかりますが、炭水化物をとらなくても良いというのは如何でしょうか?
糖は肝臓から糖新生となりできるから良いと言われる方もいますが、糖新生する事自体が筋肉からアミノ酸に分解し血液中に放出し、それをブドウ糖に合成するので大切な酵素などを使います。
本当に医者の見地から断糖しなければ治療効果が上がらない(たとえば血糖値乱高下するためによる、うつ病とか・・・)方は徹底的に一度はすべきです。
でも、流行っているからとか痩せるからとかは、如何なものでしょう??
一時的にされるのは良いですが、やはり日本人古来の食事を見直すべきと昨日の講演をお聞きして思いました。

 ただ・・・昨日の講演でお話のあった、出汁はカツオ節を削って一番だしをつくるとか、利尻昆布からだしを取るべきとか、おっしゃる事は良くわかりますが・・・・
働く女性が7時や8時に帰宅して家族が一刻も早く食べたいと目をギンギンにしている時に、『出汁からとるから待ってて』とは言えません。
やはり、そんな時に役立つお出汁(私も使っている安全すたいる)の事とかご紹介があると嬉しかったです。
その出汁を使っていると、今度は時間がある時は自分でも一からやってみようという勇気が湧くと思います。
なんて・・・生意気な事を書いてしまいました。
私は基本・・・ずぼらなので、長続きさせるにはどうしたら出来るか?いつもずぼらな私目線で考えてしまいます。

 でも・・・・みんなで外からも内からも美しく輝いて行きましょうね!!