自分の口から食べる事が大切です。
こんにちはv(^^)v
今日も元気なおばちゃんです!!
そろそろ夏の疲れが出る頃ですね。
胃腸にも、暑さのため冷たいビールや飲み物をガンガンに頂いた付けが来る頃です。
しつこいようですが、胃腸を温める事を意識してくださいね。
人間は口で食物を噛み砕き栄養を得ています。
それが口腔内環境が悪くなり、良く噛み砕けなかったりすると・・・途端に体力が落ちます。
いくら高栄養化の点滴をしてもサプリを飲んでも、体力は良く噛んで食べている時よりも落ちます。
噛むという事は脳の血流も上がり、また軟骨成分であるプロテオグルカンが増えると言われています。
そして何より、噛む事により食べ物に対しての美味しさや、楽しさにより幸福感が得られ精神的にも安定感があります。
不幸にも食べるだけの体力がなくなったりした場合は、何とか栄養を取るために点滴に頼るしかありませんが、少しでも食べられる環境下にできるなら、そうできるように努力が必要です。
何よりも重篤な病気になったなら医師の指示通りにしなければいけませんが、ご自分の管理が悪く歯を失い食べる事が困難になって流動食になるなんて絶対に避けなければいけません。
歯を1本くらい失ってもという考えは断じてダメです。
反対に・・・明らかにその歯は残せる状態ではないのに歯科医院に行かず放置しますとその周りの歯までダメになることもあります。
自己判断で診断を下す事ほど怖い事はありません。
当院の患者さんで、大病をされ義歯が全然合わなくなり流動食に頼らなければならなくなり、夏が越せるかというくらい体力が落ちた方がいました。
当院に来院する体力がやっと出たのでと来院されました。(ご自宅が当院からかなり遠いのです)
もう一度、ご自分の口で物を咀嚼したいとの熱い思いで当院に来てくださいました。
顎堤の状態も悪かったのですが、色々審査して院長が治療計画を立て、まずは身体全体の状態を少しでも良くするために腸内環境を整え便通の改善と、骨密度があまりにも低く顎骨の状態も悪いので、骨密度を上げるサプリを最低限服用してもらう事にしました。
そして、全身状態が良くなってから普通の義歯では無理がある顎堤の状態だったため、インプラント(もちろん金属アレルギーは無し)を打ち、その上に義歯を置く形にしました。
先日、定期検診にいらして、とても元気で少し太ったとの事です。
体力が弱っていらした時とは別人のようでした。
口は最初の栄養摂取機関です。
これをないがしろにしてはいけません。
さあ皆様!!歯科医院の予約をして今のお口の状態を見て頂き、口腔環境をいつも最適な状態にするように努力してください。
口から肛門までは一つの機関です。
最初がダメなら最後までダメになります。
皆さんでお口ピカピカ美人になりましょう!!