2017年6月のアーカイブ

今日は身体の炎症のお話です。

 こんにちはv(^^)v 
今日も元気なおばちゃんです!!

梅雨に入ってもあまり雨が降りませんね。
私たちは嬉しいですが・・・
農作物には被害が出ますし、水不足も心配ですね。
 
 

 今日は人間の身体の炎症についてお話ししたいと思います。
人間の身体の炎症と言えば、まずは3つの場所の炎症を考えなければいけません。
それは口腔内、上咽頭部、そして腸内です。

この炎症は単独でも色々と相まっても身体に甚大な影響を及ぼします。
平良先生も仰いますが、まずはこの3大炎症のどれに自分がかかっているかを判断しなければいけません。

口腔内は日ごろのご自分のケアも大切ですが、定期的に専門家のケアを受ける事も本当に大切です。
決して、私が歯科医師だからそう言っているわけではありません(笑)
また、上咽頭の炎症は口呼吸の改善や色々な対策が必要です。
上咽頭の炎症が色々な炎症に波及する事が解ってきています。

そして腸内は、今は色々と腸内環境の大切さを問われていますが、これは良い傾向だと思います。
 

 朝のニュースで老人の蛋白不足が取り上げられていました。
蛋白不足の改善に一番手っ取り早いのは、お肉を頂くことですとテレビで盛んに言っていました。
しかし、腸内環境が悪く、消化機能も衰えていたらお肉は身体に何も役立ちません。
前回書きましたTMAOという物質は動脈硬化の原因とされていますが、それはL-カルニチンが体内の腸内細菌により分解されて作られます。
つまり、腸内環境が悪い状態でお肉を沢山食べると特にお年寄の体には負担になります。
まずは毎日快便になるように腸内環境を整えるべきだと思うのです。

また、日本人はまじめな性格で・・・マスコミがお肉が良いと言えば、好きでなくても無理して食べる方がいます。
患者さんの中にも、元気を出すにはお肉が良いとテレビで言っていたからと、好きでもないお肉を無理に食べていたら胃もたれが激しくなり、体調を崩した方がいらっしゃいます。(年齢80歳)
私が『そんなことは何にも身体には良くありません』と申し上げて、『お好きなお魚(大型魚は避ける)をメインに食べて、たまにお肉を入れた野菜炒めを食べてみましょう』とアドバイスし実践して頂くといつもの体調に戻られました。
 

 人にはそれぞれの食事があり、合う食べ方があると思います。
何でもかんでもマスコミの言い方に惑わされずに、また出来れば身体の環境がどうなっているか検査して、より良い体内環境を整えて頂きたいと思います。

こんなことを書いていますが・・・私も・・・マスコミに惑わされることは多々あるんですけどね(笑)
皆で頑張りましょうね!!



できる事から始めましょう。

 こんにちはv(^^)v
今日も元気なおばちゃんです!!

梅雨に突入しましたが・・・なんか急に涼しくなったり、蒸し暑くなったり、気候の変動が激しくて体調を崩している方が多いですね。
昔のように徐々にではなく急に気温が変化するのも、やはり温暖化の影響なんでしょうか?
でもそんな気候でも強く立ち向かう体力を付けなければいけませんね!!
 
 

 今は色々な情報があふれています。
例えば昔から玄米はミネラルが豊富で栄養価の少ない白米よりとても良いと言われています。
しかし、その玄米を上手く消化しきれない体質の方が無理して食べていると胃もたれの原因となり、却って食欲不振となります。
そういう方は、玄米ほどの栄養価はないですが白米に大麦を入れても良いと思うのです。

色々な体質の方がいます。
そして、その方に合った食事というものがあると思います。

食材についても一長一短です。
例えば肉も、栄養指導をする方によって良いとか悪いとか色々です。
確かに肉ばかりに偏ると身体が炎症系に傾き、TMAOというアテローム型動脈硬化を発症する物質を作ると言いますし、お肉にはホルモンの問題もあります。

また、菜食主義の方はビタミンB12減少が明らかであり、色々な代謝に影響が出ます。
更に野菜には農薬の問題もあります。

魚もEPAやDHAが摂取出来て良いのですが・・・大型魚には水銀蓄積が心配です。

なんだか・・・否定的な事ばかり書いてしまいました。
でもね・・・本当に安全な野菜を食べたければ無農薬野菜をご自分で作るしかなく、普通の人には無理だと思うのです。
お肉も良質な餌をやるところ等、育てる過程をチェックし続けるのは無理と思うのです。
 

ならば、自分に不要なものは自分で排泄できる力をつける努力をすることが大切になります。

 ・お風呂にはゆっくり入って汗をかき、たまにはエプソムソルトを入れて体内のデトックスをする。

 ・ビタミン、ミネラルの不足は現代の食材だけではやはり補えないですから、ある程度は信頼できるサプリを指導してもらい服用する。

 ・食生活は偏らないように食材はローテーションで頂き、魚も大型魚はなるべく食べないようにする。

 ・たまに、身体の検査(血液検査、毛髪検査、有機酸検査など)をして現在の状況を把握する。

 ・ファストフードはなるべく避ける。(でもね・・・たまにはいいと思うのです。他の栄養療法の先生に怒られちゃうかな)

 ・旬の食材をなるべく食べる。
   ・・・しかし、身体を冷やす食材(夏野菜もそうです)を、あまりクーラーの利いている部屋で食べますと胃腸が冷えすぎて体調を崩す方もいます。身体を冷やす食材は気を付けて食べ過ぎない事。

厳しい栄養指導の先生はもっと色々と仰います。
確かに、アドレナルファテイーグや色々な疾患のある方には厳しくするところも大切ですが・・・
すべてダメダメで指導されると・・・めげると思うのです。(私も根性がないですから(笑))

まだまだ色々ありますが、少しでも皆さんが元気でいられる努力が長続きできるようになって頂きたいので、まずは出来る事から始めてみませんか。

私もまだまだ、食事療法は手探りな状態ですが楽しく美味しく頂ける毎日を皆様と探っていきたいと思います。