2013年4月のアーカイブ

口は体の入り口です。

 こんにちはv(^^)v 今日も元気なおばちゃんです。
先週末は寒かったですね・・・冬に逆戻りですよね。
私なんか冬のコートを引っ張り出しました。
皆様も体調管理が大変ですがお気を付けください。

20130423 先日の日曜日も講習会と言うか、いつも当院で使用している「うがい水」の研究会の発足記念講演に行ってきました。
ご講演してくださった先生方に感謝です。

 ご講演された先生が開業される時に歯科の併設は絶対必要な事であり、その先生は歯科医院も併設されたそうです。
歯科もそうですが、今の医療界は・・・あまりにも細分化されています。
患者さんにしてみれば、具合の悪い時にどこに行ったら良いか分からなくなる時があると思います。
これは耳鼻科?歯科?とか、これは内科?泌尿器科?とか悩まれた事が皆さんもあると思います。
歯科も医科も完全に分けたことは問題なのかもしれません。

 先日の講演でも、慢性上咽頭炎と歯性の炎症と扁桃腺の炎症が1次炎症となりそれが全身に波及し2次炎症となり、色々な病気を引き起こす事になると仰っていました。
今のように、医療が細分化しすぎているとその病巣しか見えていなくて、他の炎症部位がわからず元の病気の根治が難しくなるとの事です。
例えば、IgA腎症は扁桃パルス療法と共に上咽頭炎を治す事により治癒力は上がるそうです。
どこが1次炎症か見極める事が大切なんですね。(先生はその治療の大家だそうです)

 前にも書きましたが、口呼吸をしているとそれだけで口腔内は炎症を起こしやすく、これが1次炎症となり体全体に波及してくるのです。
口呼吸の原因としては・・・・歯列不正や口輪筋の弱りや鼻の詰りによるものなど色々あります。
歯列不正は矯正しか改善策はありません。
口のまわりの筋力劣化対策は今からでもできます。
前にも書きました、あ・い・う・べー体操です。
あと、舌の筋力も大切です。
口を「閉じて安静にしている時に、舌の先が口蓋の前方部にない方は舌の筋力の弱りがあります。
下顎前歯部の歯頸部にあるようでは論外ですね(笑)

 講演された先生は口腔領域をもっと医科の先生たちも理解すべきと仰っていますが、私もその通りと思います。
だんだん・・・その考えが波及されてきているからこそ、手術の前に口腔内のクリーニングを手術担当医からお願いがあったり(口腔内クリーニングをしたかどうかにより入院日数は1~2日違うと言われます)、歯周病を治すだけでも糖尿病の改善につながる事が理解されてきています。

 もっともっと垣根を越えた研究をし、臨床に役立てて行きたいですね。

今回の講演で・・・口腔内の除菌・殺菌には当院使用の「うがい水」は本当に良いものだと言う事を、あらためて実感しました。

 みんなで、全身健康美人になりましょうねv(^^)v



生活習慣によって正しい朝食の摂り方は変わります。

 こんにちはv(^^)v 今日も元気なおばちゃんです。
まだまだ、寒暖の差が激しいですね。
個人的には暑いのは苦手なんですが・・・あまり寒暖の差があると本当に体調を崩しやすいですよね。
うちの家族やうちのスタッフはお蔭様で元気ですが(笑)

20130415 テレビで朝食を食べる人と食べない人の統計を取り、日本内科学会で発表されたとの事です。
週2回朝食を摂る人と毎日朝食を摂る人では毎日摂る人の方がメタボになりにくく、毎日朝食を摂る人より週2回だけの人の方がメタボの危険度は女性で4.5倍、男性で1.9倍も高いとの事です。
これは、朝食を抜く事により体内に枯渇感があり、栄養を蓄積しようと脂肪として溜め込むためメタボになるといいます。
毎日食べる方は溜め込まずエネルギーとして利用されるからメタボになりにくいとの話でした。

 このテレビの解説の内容はあまりにも短絡的な気がします。
この結果報告には毎日食べる方と毎日食べない方は、殆ど変りがないという結果も出ています。

 育ち盛りの方には、しっかり栄養のある質の良い朝食は必要です。
しかし・・・ある程度年齢を重ねた私くらいの年の方が、朝食を若い方と同じように摂るのはお勧めしません。

 朝は大切です。
まず・・・腸の目覚めのため白湯をゆっくり飲み、それからやはり消化の良い果物や野菜ジュースやサラダを頂くだけで十分と思います。
身体の仕組みとして午前中は排出の時間・・・つまり、昨日摂取した食物を吸収した後の不要なものを排出し、浄化する時間です。
ですから、朝食を食べた方が良いとそのことだけテレビで言っていたからと・・・しっかり食べようとし過ぎると体に負担がかかります。
肉体労働の方はそれに少しタンパク質を足すのは良いと思いますが、事務職や普通の生活の方はこれだけで十分です。

 よく・・・日曜日など時間がある時にしっかり朝食を食べると、朝なのに眠くなり・・・なんだか一日ぐったりする事はないですか??

テレビはその一部分だけ強調します。
それは本当に怖い事だと思います。

 皆様もご自分の年齢、生活習慣に合った朝食の摂り方を考えていただきたいです。
育ち盛りのお子さんにも、朝の白湯や果物・野菜ジュースは絶対お勧めです。
それにタンパク質+炭水化物をプラスしても良いと思います。

 朝は1日の始まりで大切な時です。
みんなで体に良い朝食を摂り、元気にこの時期を乗り切りましょうね(^^)v



アロマのお話をしますね。

 こんにちはv(^^)v 今日も元気なおばちゃんです。
急に寒くなったり、暑くなったり、春の嵐だったり・・・本当に日本の風流な季節の変化はどうしちゃんたんでしょうか???
日本の四季の変化の微妙な移り変わりが無くなったようで悲しいですね。

 以前にもアロマのお話を書きましたが、日本では精油の素晴らしさを軽んじているような気がします。
もともと・・・日本には雑貨として入ってきたので仕方ないですが・・・・
日本では質の悪い精油が芳香用等でも普通に売られています。
精油は保管場所や輸送状態にも気をつけなくてはいけません。
製造方法も、人工的な香りづけをして平気で天然アロマとして売っているものもあります。
芳香して良い香りと思っても、石油系で人工的に香りづけをしている精油は、脳波を調べるとストレスの脳波を出しています。身体は正直です。

20130408 ケモタイプ・・・つまり精油の成分を分析しているものを使ってほしいです。
精油の成分はいまだ全ては解明されていませんが、ブレンドする事でよりパワー溢れる効果が出ます。
当院も院内芳香として2種類のアロマをブレンドしています。

 柑橘系のアロマは万人に好んでいただける良い香りだと思います。
当院でもブレンドの1種類は柑橘系をいれます。
柑橘系は殺菌作用もあり、レモンは気分転換やリフレシュ効果もあります。
グレープフルーツは胃の消化促進作用もあり、うちのスタッフなどはお昼を食べ過ぎたときは良く芳香しています(笑)(まあ・・・食べ過ぎなきゃいいのですが・・・)

 でも・・・柑橘系はエステなどでは気を付けていただきたいです。
柑橘系には殆どが光感作と言うものがあります。
これは、それを塗布した後に日光に当たりますと皮膚に炎症や色素沈着が起こる可能性があるのです。
柑橘系は皮膚にとても良い作用がありますが、昼間のエステや自宅のホームケアで柑橘系メインのアロマ調合での施術の後は、日光に当たらない努力をしてください。
柑橘系でもビターオレンジは光感作がないですが・・・・この香はかなりきついのでエステやホームケアにはあまり使われない気がします。(スイートオレンジは良い香りなんですが・・・)

 芳香するには継時的変化してしまう精油は避けるとか、妊娠中に避ける精油とか・・・色々注意する事もあります。
アロマは奥が深いです。
でも基本は自分で香りを嗅いでリラックスするという精油が芳香には向いています。
色々調べて勉強して、日常にもっと精油(アロマ)を取り入れた生活は心のリラックスとなり、心身のアンチエイジングになると思います。
ちょっと試してみませんか(^^)v



糖質制限のお話しです。

 こんにちはv(^^)v いつも元気なおばちゃんです。
4月は色々と新しい事が始まる変化の月ですね。
みなさん!!頑張ってくださいね!!
 
 先日の日曜日に抗加齢学会の講習会に行ってきました。
抗加齢の最前線のお話をして頂いた先生方には本当に感謝です。
有難うございます。

20130401 今・・・巷では・・・糖質制限の推奨派と否定派があります。
まず・・・日本人、つまり黄色人種と白人と黒人の体質の違いを考えなければいけません。
特に黒人の方は、インシュリン分泌量は多いのですがインシュリン感受性は低いです。
その反対で・・・黄色人種(日本人)はインシュリン感受性は高いのですがインシュリン分泌量は少ないのです。
また・・追加インシュリン(食後)の分泌も遅れるのです。

 つまり・・・食生活や生活習慣の悪化でインシュリン抵抗性が高くなり感受性が低くなると・・・それでなくてもインシュリン分泌量や追加インシュリンの分泌も遅れるため食後高血糖になりやすいのです。

 このように体質から考えても、日頃から生活習慣がいかに大切なのかがわかります。
先日の講師の先生にも、まだまだ糖質・タンパク質・脂質の一番良いバランスはわかっていません。
しかし・・・日本人の体質から考えても糖質の取り過ぎはやはり身体に影響があるのかもしれません。
でも、だからと言って全てを否定する炭水化物全カットの断糖は、私個人の意見ではお勧めしません。

 今回の講師の先生は糖質制限を推奨されていますが、やはりその食生活を続けられなければ意味がないので、患者さん自身が続けられるスタイルを確立させるべきとも仰っています。

 糖尿病の方で・・・カロリー制限がどうしてもうまくいかない方も糖質制限がうまくいく時があります。
それに何より・・・まず、生活習慣の見直しや血糖値を急激に上げない食べ方などの工夫をして、内側からの免疫力を上げる事にも目を向けていかなければいけないですね。

 まだまだ・・・解明されていない事は沢山あり、これからもっと解明されることがあると思いますが・・・私たちの体質の事も考えますと・・・やはりある程度の糖質制限は必要なのかもしれませんね。

 みんなで頑張りましょうねv(^^)v