数値だけでは判断できない事があるんです。

  こんにちはv(^^)v いつも元気なおばちゃんです!!
20140513 
最近、夏日のように暑くなったり急に肌寒くなったり、体調管理が大変ですね。
こんな時はいつも言う事ですが、腸内環境も弱ります。
冷たい物が美味しい季節ですが、温かい物も必ず飲んでくださいね。

 日本人間ドック学会から新しい基準が発表されました。
これはある意味革新的だと思いますが・・・それだけで判断するのは本当に怖いのではないかと思います。
血圧だけ、中性脂肪だけ、コレステロールだけの数値を見ているのではダメだと思うのです。
人間ドックで数値だけなのは仕方のない事ですが・・・

たとえば、身体がかなりの酸化状態にある人は、LDL-Cが高くなくても色々な弊害が出てきます。
確かに、コレステロールの今までの基準値は低すぎると思います。
当院でも問診をしていると、コレステロールは低ければ低いほど良いと信じている患者さんが多すぎます。
コレステロールは女性・男性ホルモンを作ります。
また、コレステロールが低いという事は大切なCOQ10の合成も低いのかも知れませんし、ミトコンドリアの機能が低下しているかも知れません。
それにコレステロール低下薬はCOQ10の合成も妨げます。

 血圧も動脈硬化があるか?とか色々な条件を加味してから考えないと危ないと思います。
この新しい数値だけで、もう安心と生活の見直しもせずに過ごしていると大変な事になると思います。
ですから、その方の体内の状態を読み取りながら色々な数値の見極めが必要となるわけです。

 それを読み解くのがオーソモレキュラーになるわけです。
体内の状態をどのように探るかと言えば、血液検査もその一つですがそれに尿の有機酸検査やフードアレルギーの検査をして体内の状態を読み解くのです。
この尿の有機酸検査やフードアレルギーが日本で出来ないので、費用が高くなってしまうのが悩みです。
こういう検査が日本で出来るといいなと思います。

 皆さんも色々と惑わされる事がありますが、まずは・・・当たり前の事ですが、運動と食生活の見直しが一番の健康の早道です。
私も皆さんと一緒に考えていきたいと思います。